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口唇ヘルペス?口内炎?判断に困ったら違いをチェック!

2020年02月23日

口腔内部にいたみをともなう症状が見られたら口内炎の可能性が強いといえます。誰にでも発生する病気の一種で年に一回程度発症するのは特に心配するほとではありません。しかしなかにはヘルペスウイルスを原因とするものや、膠原病などの深刻な病気が隠れている場合もありえます。そこでるいじされているので間違いやすい、口唇ヘルペスなどとの違いや原因・症状などの特徴について検討してみましょう。

最も典型的なのはアフタ性口内炎、口腔内部を鏡に映して見る丸い輪郭をもっており中央部がへこんでいるのが特徴です。アフタ性とは潰瘍ができることを意味しており、発生するのは1個から3個程度。いたみの程度は強いですが、食事のときなどに物理的刺激をうけるときに強まる特性を持っています。しかし患部の安静を保っているときには、ずきずきするようなことはありません。物理的刺激がなくても、辛いものやすっぱい食材がしみることが多いです。

アフタ性口内炎の発祥原因は詳しいメカニズムは明らかにされていないのが現状。いくつか有力な要因には、体調不良や口腔環境が非衛生的、義歯の金属部分などの慢性的刺激などが代表的と考えられています。体調不良には疲労蓄積のほか、ストレスの多い生活や睡眠不足など、生活習慣のあらゆる局面でリスク要因を抱えているのです。

これに対して口唇ヘルペスは、患部が口唇やその周辺の皮膚に限局する傾向があります。アフタ性口内炎などと異なって、水膨れが一個、もしくは複数発発生する傾向があります。アフタ性口内炎などとの見分け方としては、初発症状が潰瘍(キズ)か否かです。更新ヘルペスの場合は薄い被膜に覆われており、容易に破れて潰瘍になりますが、当初は水膨れの状態で発症します。また自覚症状でも口唇ヘルペスの場合はそれほど強いいたみに襲われることはなく、ピリピリ電気がはしるようないたみやむず痒い感覚を覚えるなど、自覚症状に違いがあるのも見分け方のひとつです。

また両者は治療薬でも違いがあります。口内炎ではステロイドホルモン配合外用薬が有効です。これに対して口唇ヘルペスの場合、抗ウイルス薬のゾビラックス配合の外用薬や内服薬などが有効です。
ところで全身性の疾患が原因で、アフタ性口内炎が頻繁に発症する場合があります。注意をするべきなのは膠原病の一種のベーチェット病です。膠原病は免疫細胞が健康な細胞を異物と誤認識して攻撃することで、様々な症状を発症するというものです。特にベーチェット病で特徴的な傾向なのが、口腔粘膜だけでなく性器粘膜にも複数の潰瘍が発生するというものです。また難知性で2週間以上の期間にわたり治癒しないこともめずらしくありません。

口内炎と口唇ヘルペス、見分け方でポイントなのは、患部といたみの強さの程度にあります。口唇ヘルペスは口やそのまわりにピリピリした水膨れが発生するのに対し、アフタ性口内炎は白い潰瘍ができて刺激を受けるとつよい痛みを伴います。